6.国際都市せたがや 芸術・文化を世界に発信します
多様性を尊重し、互いに認め合う世田谷モデルへ
世田谷区の外国人住民は増加し2万2千人となりました。90万都市世田谷として国際交流の土台を築きます。互いの文化の違いを認め合い、差別や排除することのない多様性を承認する地域社会が、豊かな未来を創ります。
国際交流・まちなか観光を拡げます
実績
2014年、まちなか観光協議会を発足し、幅広く区内70団体・事業者が会員となりました。
「まちなか観光メッセ」の開催、アプリ「世田谷ぷらっと」の配信。三軒茶屋に案内所の設置等を進める。2016年に生活文化部の中に国際課を独立設置し、姉妹都市交流に加えて、区内在住外国人・留学生を対象とした交流事業として「国際交流ラウンジ」「国際交流メッセ」も始めました。
これからの政策
2018年に制定された「世田谷区多様性を尊重し、男女共同参画と多文化共生を推進する条例」を基盤に、多様性を承認する社会をつくります。一過性の観光文化と一線を画した文化・体験交流型のまちなか観光を展開し、訪日外国人のみならず、在住外国人や海外体験の豊富な区民との交流・協働を進めます。区内大学との連携をはかり国際交流の輪を拡げます。
誰もが楽しめるスポーツ環境を推進します
実績
生涯スポーツ社会に実現に向け、子どもから、高齢者、障害者もスポーツに親しむ環境づくりを進め、総合型スポーツクラブの支援(8ヵ所)、大蔵運動場の陸上競技場の改修、希望丘複合施設に3ヵ所目の地域体育館を整備をしました。
これからの政策
障害者スポーツの一層の推進。スポーツに親しむ機会の拡大に向け、大蔵運動場と大蔵第二運動場の一体化と再整備、区で取得した国家公務員跡地に予定する上用賀公園の中に、スポーツ施設整備を進めます。区内全域に不足する運動施設をバランスよく配置します。
東京2020大会を挟んで国際交流の機運を創ります
実績
2020年東京大会のオリンピック・パラリンピックとも「馬術競技大会」会場がJRA馬事公苑に決定。また、アメリカオリンピック委員会(USOC)のアメリカ選手団が、区の総合運動場にベースキャンプを置くことが決まり、覚書を締結した。(2015年) 内閣府にホストタウン登録。ユニバーサル社会をめざす共生社会ホストタウンにも登録されている。
これからの政策
2020大会を迎えるまでに、ホストタウン交流を基軸に、文化・教育・スポーツの交流を活発にします。また、2020大会レガシーとして、国際交流の基盤を確かなものとする。現在のウィニペク(カナダ)、ドゥブリング(オーストリア・ウィーン市)、バンバリー(オーストラリア)の3姉妹都市に加えて、フィンランド、高雄市(台湾)、ポートランド(アメリカ・オレゴン州)に、子どもたちを対象とした教育・文化・キャリア交流を拡大し、市民・区民レベルの交流を活発にします。
「芸術・文化のまち 世田谷」を発信
実績
パブリックシアター、シアタートラムがシティホールとして高く評価され、年間観客数23万人。優れた企画によって、世田谷美術館、世田谷文学館、生活工房共に芸術文化振興に寄与した。音楽事業は、在住ミュージシャンが区民とつながる「世田谷音楽プロジェクト」を展開、「バンドバトル」「ゴスペル」等の区民参加イベントも多くの参加者と大きな反響を呼びました。
これからの政策
2020年からの本庁舎整備時に区民会館ホールを大改修し、舞台を拡張し、楽屋を増設、リハーサルスタジオ等を新設します。区民会館休館時、区内大学との連携で表現の場を確保します。
二子玉川で3回開催されたキネコ国際映画祭等、子ども向けの優れた映像文化の提供を支援。「世田谷音楽プロジェクト」をさらに発展させ「音楽のある街、せたがや」へ。音楽を楽しめる場を広げ、創ります。
実績
二子玉川・三軒茶屋に図書館カウンターを新設。2施設で年間約35万点の貸し出し実績。国都区の合同庁舎1階に世田谷図書館をリニューアルオープン。学校図書館司書の配置を全校に配置。世田谷の文化財情報をICTを活用して発信する世田谷デジタルミュージアムを開設。
これからの政策
知と学びの文化拠点として中央図書館の拡大・強化します。レファレンスの専門性と区民との「参加と協働」での図書館運営をめざします。羽根木公園と一体性のある区立梅丘図書館の改築・整備を進める。図書館カウンターをさらに拡大します。